ブイヨンの意味と調理用途

和食でのブイヨンの活用

前述の通りブイヨンは和食にもよく合います。まずは汁物ですが、みそ汁や御雑煮にもピッタリです。鍋物での味噌仕立てでも固形のブイヨンを加えるとコクが増していいダシになります。


味噌以外ではブイヨンを主役にして他の更新料を加えるのも手で、具材に応じた各家庭独自のスープを作るのも楽しそうです。


その発展形でおでんにも活用できます。おでんを作る際に牛ベースのブイヨンを加えると煮汁がまるで牛すじ肉のたくさん入ったようなダシとなり、格別なおいしさになります。


ブイヨンでお馴染みのマギーだと野菜ブイヨンもあるので、こちらなら違った味わいのおでんダシも可能です。


又、基本的にブイヨンは味噌との相性がいいので野菜の煮物でもおおいに役立ちます。大根なレンコン、かぶなどのおいしい煮物は案外難しいものですが、まずは野菜を煮込んで味噌や酒、みりんなどで更に煮込みますが、一番最初に煮る時にブイヨンを入れておくと、後からその他の調味料と丁度良く混ざってコクが引き出されます。


更に酒粕を加えて味噌粕煮にするのもいいでしょう。もうひとつ忘れてはならないのが炊き込みご飯です。特に肉を入れた炊き込みご飯ではブイヨンが今までの普通のダシの代わりとして役立ち、ご飯本来の持つ甘さも引き立ててくれます。